第2章 ✡〜好きな人が出来ました〜
「「「ご、ごめんなさぁぁぁい」」」
三人揃って見事なほど息ぴったりにハモった瞬間。
ワタシ達は顔を見合わすと三人一緒に笑みをこぼす。
これには流石の先生も驚いていた。
「.....まぁ、分かればよし。本当、あんたら仲良がいいんだから。」
長い説教を終えると萌依子先生はワタシ達を胸の近くに押し当てると
三人まとめて頭をポンと撫でた。
「いや〜ん、萌依子姉ちゃんったら胸でかーい。」
語尾にハートをつけて余計なことを口走ったのはやっぱり凛音。
「おいコラ、ぶん殴るぞ。」
スカーンっ・・・