• テキストサイズ

失恋💔リピーター↺

第2章 ✡〜好きな人が出来ました〜


「いってぇ、あ、すいませ…」



・・・凛音のぶつかった相手は、不幸なことに萌依子先生だった。




「「ひぎゃっ」」

ワタシと未来は反射的に手を取り合った。


同時にそろりそろりと後ずさって、その場を離れようと試みたけれど、

萌衣子先生は一瞬の隙も見せずに素早くこちらに向き直った。



バッチリと視線が混じり合う。

…回避不可能。



険しい表情で「ゴホンッ」と一回咳払いをすると睨みつけるような目でワタシ達を見た。


「ぶつかったことは全然しょうがない、だがな…」


「もし、あたしじゃない誰かにぶつかってたらどーすんだ。
げ、学級委員様の未来もいる⁉︎廊下ではしゃぎすぎだ。大体あんたらはもう高校生だぞ?
忠告、いいかげん廊下で騒ぐな。なんでこうこんなにも落ち着きがないのか…」


(以下省略…。)


…どこかから地獄の説教タイムが始まる合図が聴こえた。
/ 28ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp