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ハイキュー 〜約束を果たすまで〜

第7章 コート上の王様


「へー、本当に外でやってるっ!君らが初日から、問題起こしたっていう一年?」
突然の月島&山口の登場に、驚きを隠せない二人。
特に翔陽は、二人が目の前に立っているため背の高さに驚きを通り越し恐怖さへも感じた。
「かっ、返せよっ。」
翔陽は思いっきり、腕を伸ばすもバレーボールには届かない。
そして月島は、さらに挑発をする。
「小学生は、帰宅の時間じゃないの?」
翔陽、それに依流をちらりと見ながら月島は言う。
月島の後ろにいる山口も、どこか笑みを浮かべ楽しそうである。
「お前、入部予定の”他の一年”…か?」
飛雄は、今まで見たことない顔の高身長の持ち主に少し焦りを感じた。
「お前、身長は?」
ここぞとばかり、山口は前に出て自分のことのように誇らしげに答える。
「ツッキーは、188㎝あるんだぜ。もうすぐ、190㎝だ。」
「なんでお前が自慢すんの、山口。」
月島に睨まれても、山口はどこか誇らしげで明るくいつものセリフを言う。
「ごめん、ツッキー。」
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