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ハイキュー 〜約束を果たすまで〜

第6章 最強の味方


『やっぱさ、チビだからさブロックぜってぇ出来るって相手は思うじゃん?でもさ、そんな時に相手を出し抜きスパイクを決めるっ。カッコいいし、ヒーローぽいだろ??』
ー日向君をみてると、詠流のことを思い出す。あぁ、なんか痛いや…。ー
さらに、翔陽は言葉を並べていく。
「…でも、中学の時にはセッターどころか3年になるまで部員がいなくて…。いつも、バスケ部の友達にあげてもらってました。部活引退した後も、一年生とかママさんとか女子のセッターとかいろんな人にあげてもらったけど…。」
とても楽しそうに話す翔陽の表情が、どこか寂しいものへと変わり言葉が紡がれる。
「どんなに仲が良くても、”友達”でも本当の”チームメイト”になれるわけじゃなかったから…。」
「そんな、中学時代をすごしてきたのか?だから、日向君にとってトスあげてもらうことはとっても嬉しんだな。」
詠流は、翔陽の強い思い入れに強く応援したいと感じずにはいられなかった。
「うんっ!だから、高校行ったらどんなセッターが居んのかなって。期待して…。きたんですけど…。菅原さんにあげてもらったら…。なんか…、負けたしがして…。」
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