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ハイキュー 〜約束を果たすまで〜

第6章 最強の味方


ーあたしって…、いっちゃったぁぁあぁ…。それに、あんなこといって…。ー
依流は、足早に教室に戻り重苦しいオーラを漂わせていた。
教室にはまだ誰も来ていない。
現在、ウィックはしておらず大きめのタオルを被り汗を拭いていた。
なんとなく窓側の席に座るが、沈んだ気持ちは中々元には戻らなかった。
「もぉ、絶対にばれたよ…。はぁ…。影山君のとこ、怒鳴っちゃったし…。でもでも、あんな言い方は…。」
ぶつぶつと、呪文のように言葉を繰り返す。
「あ、いたいたっ!詠流っ‼︎‼︎」
ばんっと、開かれた扉から明るい声が入ってきた。
そこにいたのはー。
「ひ、日向君っ⁈」
明るい声の持ち主は翔陽であり、手を振りながら近づいてきた。
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