• テキストサイズ

短編集【ジャンプ】

第4章 永遠なる平穏を(麻倉葉)





「なんかさー」

「ん?」

「こうやって、二人で寝っ転がって空見て、ずっとこのままでいられるような感じがしてしまうんよ。この刻が止まったままなのか、永遠と続いているのかは分からんけどな」

「あー成る程な」

「でも、ずっとそのままって訳でもないだろ?いつかは、アンナとかまん太が呼びに来て家に帰らなきゃならないし、今は昼だけど、そのうち夜になってしまう。なのに何で、オイラはずっとこのままでいられるような気がするんだろうな」


不思議だー、と葉は語る。
まぁ、気持ちも分かるしな。





/ 38ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp