• テキストサイズ

短編集【ガンダム】

第2章 制服(刹那)




何度も聞いた仲間の声にあたしは振り向いた。



「せっちゃ……















おぉぉぅ!『せっさん』!!?」



刹那・F・セイエイ。
ガンダムエクシアのパイロットで、現在あたしの部隊の一員である。
いつもの刹那は、あたしより少しだけ背の高い『せっちゃん』だった。
だが今目の前にいるのは、紛れもなくあたしよりも背が高い『せっさん』であった。
ちなみに、気配では『せっちゃん』なのか『せっさん』なのかは分からない。
だからびっくりしてしまうのだ。



「ど、どうした?」

「…………」


無言で見つめてくるせっさん。
というか、何か頬が赤いし、ぽーっとした感じであたしを見ていた。


「せっさん風邪か?一緒に医務室にでも……」

「………名前」


「ん?」

/ 48ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp