第2章 ピンクの……獣??
次の日_
『おはよーあっくん(^^)』
朝、教室に入ると先に来て席に着いているあっくんに声を掛けた
鬼「おはよう梓(^^)」
『煙ちゃんは……寝てるねww』
鬼「うん。席着いたらすぐ寝ちゃったよw」
ちなみに僕らの席は、煙ちゃんが窓際の一番後ろの席で、その横があっくん、僕は煙ちゃんの目の前の席
『お~い、煙ちゃん』
僕は席に着いて、寝ている煙ちゃんの頭を突く…
由「すぅ…すぅ…zzz」
起きない…(´・ω・`)
『もうすぐ先生来るよ!』
由「すぅ……zz」
やっぱり起きない……
こうなったら!!
『あ、こんな所に温泉饅頭が…!』
由「……んっ…」
すると煙ちゃんが目を覚ました
『wwwおはよ、煙ちゃん(^^)』
由「あ~はよ…(-_-)」
まだ眠そうに目を擦っている煙ちゃん
由「……温泉まんじゅうは?」
『あ、聞こえてたんだね…(;'∀') 後でね☆』
”キーンコーン カーンコーン”
丁度良い(?)タイミングでチャイムが鳴りだした
”ガラッ”
チャイムと同時に入って来たのは俵山先生、と………
ん?……と?……
『え?……な、なんで……?』
俵山先生の小脇に抱えられているピンクの獣_
鬼「起立……礼………着席…」
モブ1「ペット? ヌイグルミ?」
モブ2「デカくね??」
モブ3「デケー('Д')」
モブ4「なんで動物持ち込み?」
モブ1「ほら俵山そろそろアレだし…」
モブ2「アレか……」
クラスの奴らがコソコソ話し出した
『ねー煙ちゃん、あっくん!アレっt…(獣「うっひょーあなた方は…」っ!!』
そう言って俵山先生は獣を抱えたまま僕たちの方に走って来た
モブ2「今の声動物からした!?(´゚д゚`)」
モブ3「俵山の声じゃ無いよな?」
さらに騒めく教室……
俵「否、何でもないぞ! 皆の者授業を始めるのじゃ('ω')ノ」
先生(?)はみんなの視線に気づいたのか、僕たちから離れ教卓に戻って行った
鬼「煙ちゃん…」
由「嫌な予感しかしない…(-_-)」
『僕もそう思う…(´-ω-`)』