第5章 ■5
席に着けば里奈がやってきた。
横「寝坊?(笑)」
『うん~危なかった』
横「小瀧君と一緒に来たんかと思うたわ~!多分クラス中がそう思ってるで?」
なんて言うから私は望くんの方に目を向ければ彼も同じ質問を受けているようだった。
『ちゃうちゃう、たまたま一緒になっただけ!』
と慌てて言えば
重「おっはよ~そらちゃん」
と後ろから声をかけられる。
『あ、重岡く…しげくんおはよ~!』
と返せば里奈が「え!?どうゆう関係や!」
って突っ込んでくるもんだから昨日のやりとりを説明した。
いろんな目線が私たちを見ているのにその時は気付いてなかった。