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学園のあいどる

第3章 ■3 


----重岡side



今年は小瀧と同じクラスになった。
そして俺らの周りには女の子が沢山。
嫌ではないけど正直呆れてしまう。

そんなことを考えながら新しいクラスで先生の話を聞いていれば俺の席の前の女の子が小瀧と話していた。


小瀧は俺の前の前の席。
俺はその女の子に興味を持った。


後ろからトントンと叩いてみれば振り向こうとする彼女。
肩に手を置いて頬にあたるようにすれば、見事にひっかかる彼女につい、笑ってしまう。
自分から自己紹介すれば彼女も言う。
でも小さいねん声が(笑)照れ臭いんかな。

なんて思っていればいつの間にか小瀧と喋っていた。


「何が起きたん?」
と小瀧に聞いてみるも「内緒」なんて言うから俺は頬を膨らませてみた。

いや、ほんとは小瀧が"そらちゃん"なんて呼んで凄く仲がよさそうやったから嫉妬したんかも。


「…」
きっとそらちゃんに見られた。


お互い少し頬が赤くなったのは気の所為やんな。
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