• テキストサイズ

I…

第1章 無垢




「はぁ…東京って、広いな…」


東京って、こんなに臭かったっけ?

いや、まて、東京の臭いなんて、

知らないだろ。記憶にもない。

″記憶があった″私が嗅いだことあるんだろう。


「それにしても私って…嗅覚、鋭いの?」


私の体は…私じゃないみたいだ。

以前の私を知らないけど、

確実にちがそうだ。


「しかもあの記憶…ケン…って、人の名前かな…
私を知ってる人だったら…いいな。」



「フフフ…マドモワゼル」


裏路地、てきなところで

見ず知らずの男に出会った。


/ 157ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp