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I…
第1章 無垢
まぁそれからなんとか仲直りできたらしく、
リョーコさんとヒナミちゃんは笑顔で話していた。
そしてヒナミちゃんによると、
リョーコさんに本を買ってもらうらしい。
そして別々の方向へ歩き出した。
「雨、降るかな…」
空を見上げながら傘をてにもち、
また歩き出した。
そこでふとある感覚に襲われた。
どこか懐かしい匂いがほのかにした気がした。
「…気のせい?かな…」
まぁいい。
とりあえず目的地だ。
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