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I…
第2章 助け合うところ。
「……いえ、大丈夫です。」
このひと、ただのにんげん、
なのに、変な臭いがする。
ほんとに、ただの、人間なの?
「そうですか?ふふふすいませんねぇ」
結構歳そうだけど、
この臭い、どっかで
「さて、すいませんね、急ぎなので」
くくく、と気持ち悪い笑で背を向け歩く。
「あの箱、っ!!!?!いっ、たぃ」
『ふふふ、反応いいねぇ
この間、見たでしょ
まぁその前から、見てるかぁ』
「……」
『気になる?ついていこうよ』
その言葉で私は後をつけることにした。
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