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I…

第2章 助け合うところ。




「見失った…」


『でも、「においはする」』


あの男、そうだ。

あのときのあの女の人を殺した男たちのひとりだ。



「…血の臭い。」


『いい香り、デショぉ?』


どう、なんだろう。

この匂いは私にとって、

どういう匂いなんだろう。


でも確かに私の胸は高揚していた。


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