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I…
第2章 助け合うところ。
「にしても、なんにも知らない場所なのに、
迷うことはないんだな」
体は覚えてる、か?
なんで私は記憶がないんだろう
『それはあんたが馬鹿だからデショ?』
「っ、だ、からあなたは一体誰な、の」
またあの声だ。
目覚めた時のあの声
『だから、ワタシはあんた。
ていうか、あんたはワタシ、わかってるくせに』
教えて、私はなんなの。
『聞かなくたって気づいてるんでしょ?』
「わかんな…」
ドンッ
「お、と、これは失礼。」
頭の中の人物と話していると人とぶつかってしまった。
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