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I…
第2章 助け合うところ。
「おや、皇。
やはり君か。」
「やはりって?」
そういうと迅速に私の顔の前にまで寄ってきた。
「そりゃあ…君のそのトレビアンな香りさ。」
「やっぱ変態だ。」
月山習。
こいつは変だ。
変な態度をするにんげ…いや、喰種か。
変態。
「ねぇ、変た…習。」
「なんだい皇。」
習、と呼ばれたことが嬉しいのか、
いつもとは違う、良い意味で
にこにこしている。
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