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I…

第2章 助け合うところ。




「大人しくついてくればこんな道の真ん中で死ぬことはなかった…
ゆっくり解体してやったのに」



「……」



僕は、

僕はなにをしてるんだろう。


泣いて走るヒナミちゃんと会って、

リョーコさんが大変だって走ったのはいいけど、

目の前のことになにもできないでいる。



「お母さ!」

「駄目だよヒナミちゃん!」


どうすれば!

どうすればいいっ!?


「ヒナミ…い「おおっと、時間切れだ」」



僕にできることは


今この状況をこの子に見せないことだけだった。




「なに…あれ…」







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