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I…
第2章 助け合うところ。
「んー。雨?」
あれ、この雨、知ってる。
「…しゅ…なんだっけ。」
わぁ、濡れちゃったな。
まぁ今さら傘なんて持ってても意見なしか。
スンスン…
「…臭いがする。
くさいなぁ…」
ビルの屋上に上がっていた私は高いところが好きだったのだろうとまた″新しい″自分に気付く。
「ここから飛び降りたら″どっち″かわかるかな。」
ん。
いい臭いもする。
行ってみよう。
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