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第5章 繭
「よーぉ眼帯くぅん」
「……驚いた
コマさん、おつかれさまです」
自分がバイトかもわからないけど
一応確認のために上に上がろ
「あ、今日はバイトみたいだよ
ちゃんとバイトかぶるのは初めてだよね
こう見えても僕はね」
「そうなんですね
着替えてきます」
この人はどうも苦手だ
ノリ的になんだか
誰かに似てる気がする……
なんていえばいいんだろ
「あぁそうね
うざい、かしら?」
なんてつぶやいて
階段を上がった私であった
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