第5章 繭
金木side〜
「え、一緒に?」
彼女は僕の病院について行くと言い出した
それは全然問題は無い
ていうか彼女は
どこで寝てどこで朝を迎えてるんだろう
不思議とふとそう思った
「うん、大人しくしてるから
ただ…金木君の世界を見たくて」
ほんとに彼女はふしぎだ
あたりまえに前からそこにいたかのような
感覚にさせる
「僕の世界?」
「うん、ふふ、だめ?」
大人しい彼女は
綺麗に笑う
だがやはり昨日からどこかが変わってしまった
「…全然大丈夫だよ行こう」
でもなんでだろうなぁ
仲良く、なれるきがしてる。
金木side〜end〜