第5章 繭
「……」
[先日20区
重原小学校の近くで〜]
「………」
金木君の病院について行き
ロビーで待っていると
やはり流れるのはあのこと。
「金木さーん」
「あ、じゃあ行ってくる「一緒に行く」」
金木君よりさきに看護師に続いた。
でも結局部屋の前で待っててと彼に止められてしまった
「そういうものなのかな病院って
……かの、う?」
扉につけられた担当医の名札をみつけた
「……かっ、の、…いっ」
くるしい
「神代さんの〜……」
部屋の中から金木君の声が聞こえた
かみしろ、
だれ?
でもなんで?
ききおぼえがある