第1章 無垢
「ということさ、理解はできたかい」
「うん…聞いといてなんだけど…
私、たぶん知ってる。
聞いたことあるような気がする。」
「へぇ…でもそうだ。
キミが普通の一般人ならもう殺してもいいけど、
わからないからねぇ」
変態から殺気が感じられた。
「それにぃ…君は彼と同じ匂いがする。
おぉ…まさに…フォルテッシモ!!!!」
くぅと喉をならす変態。
変態としか言いようがない。
「彼って…?」
「彼は、金木くんだよー。
まだ近づけてないけどね…邪魔が入ってしまったんだ…」
オーバーな落ち込みかた。
歌劇団にでも入ったらどうなんだ。