第4章 すぐそこにそれはあった。
「そう、だね
でも私は、人間が好きなんだ」
「人間が、すき?
恐れられてるのに、好きと言えるんですか?」
変わってる。
でも、この世界はそうやっていうひとも必要なのかもしれない
でも私はまだわかっていないから
「君のように怖がらない存在もいてくれることを願ってるよ」
「私は…どっちかわからないし「だからいいんじゃないか
どちらともの世界を平たく見れる。」」
そう、言われればそうかもしれない
でも私はもっと違うことに考えが行くんだ。
「ふむ、名前、聞いていいかい?」
「皇、です」
「皇ちゃん、僕らと一緒にここで働いてはどうかな?」