誰よりも君で。heiji×kazuha恋物語【名探偵コナン】
第14章 暗闇の中で…
「んっ…」
「な…。何してんの!こんな所で!」
「ええやないか。こんな所なんやさかい」
平次は再び自分の唇を和葉につけた。
「んっ……んっっ」
「もう!平次わっ!いっつも平次からやん!たまにはあたしからしたるんやから!」
「ほぉ。和葉そないなことできるんかいな?」
「やってあげる!!」
平次にキスされそうになった和葉は掛け布団を平次に頭に思い切りかぶせた。
「和葉!じっとしとれ!」
そう言って平次は和葉の太ももに手を入れ、指でそっとなぞった。
「ひぁっ…っ」
和葉は気持ち良くなったのを必死に我慢し、負けじと平次に乱暴に口付けた。
「んふ…ん…んっっ」
お互いの唾液を飲んみこんでは流し込むの繰り返し。そして興奮が高まり続ける平次は和葉を押し倒し和葉の乳首を吸った。
「 ん…!いっ…や…」
思わず和葉は喘いでしまう。その後、平次は柔らかい和葉の耳朶をむっと甘噛みした。それに和葉はイきそうになった。
「んぁ…っあ」
身体に力を入れ、イかないよう和葉は踏ん張る。なぜなら…
(今日はあたしより先に平次のことイかせたるから)
心には強い和葉の志があった。だからそう簡単に感じるわけにはいかない。
「和…葉…気持ちぃか…?」
平次の問いかけに和葉はブンブンと首を左右に振る。
「嘘言うなや。和葉の身体はちゃーんと気持ちぃゆーてるで?」
熱い平次の舌がチュッと音をたてて和葉の耳に差し込まれた。
「ぁあ…」
(あかん!もうちょっとでイってまう!あたしからなんかせんと!)
和葉は反射的に平次のソコをグッと手で掴んだ。
「平次こそこんなに大きくなってるやん!」
そう言って細く柔らかい和葉の指が平次の肉棒を刺激した。
「んっ…がっ…っ!和葉っ?!!っん…」
和葉は手を止めず滑らかに肉棒を回していく。
「和葉。あ…あかんて!…こっ…これ以上は…。俺…気絶してしまう…っあ…」
ピクンー
「イクっ!和葉!!っ…」
「ええ?!アカン!!外に出して!」
「んっっ……あっ」
「はぁぁ、はぁぁ。ま…負けた」
平次はがっくり肩を落としふっと微笑みキスした。
すると保健室の電気がパッとついた。
「停電直ったみたいやな。……ほな、帰ろか」
「えぇ!ちょい待ちーな!和葉!」
こうして和葉と平次は雨上がりの道を帰って行った。
暗闇の中で… END