誰よりも君で。heiji×kazuha恋物語【名探偵コナン】
第13章 救ってくれたモノ
その頃…in蘭、新一部屋(蘭の部屋)
「あんっ…。そこそこ。新一。凄く気持ちい」
「ここだよな。しっかし蘭、オンメェ高校生のくせに結構、肩こってんな」
新一は蘭の肩を揉みながら言った。
「しっ…失礼ねっ!そんなにこってないわよ!でも、たまには新一にこうやってマッサージされたいなぁって思う」
「んじゃ、次は俺の肩マッサージしてくれよ」
「はいはい」
そう言って蘭は新一の後ろに回り肩を揉み始めようとしたとき、何やら聞いたことのある声が隣の部屋から聞こえてきた。
『んっ…あ…はっん……』
『ん…む…ッん…』
新一と蘭は既に顔が真っ赤になっていた。
「さ、。肩、マッサージするからね…」
「お…おう」
マッサージを始めたのは良いものの隣から聞こえてくる喘ぎ声は集中を失うものだった。
(ったくぅ!人の家で服部は何やってんだよ。ヤるんならもっとちげぇ場所でやれよな!)
(か…和葉ちゃん、明日絶対に肌綺麗になってる…)
気まずい空気をよそにしばらく喘ぎ声は新一と蘭の部屋に聞こえているのだった。
救ってくれたモノEND