• テキストサイズ

誰よりも君で。heiji×kazuha恋物語【名探偵コナン】

第13章 救ってくれたモノ


「あぁ。言われなくても戻ってやるよ。でもな、先にお前を殺してからにするっ!!」
ナイフは和葉の元に一直線に飛んでくる。
その時…
「大丈夫かっ!!」
小五郎がドアを勢いよく開けて入ってきた。それに続けて新一と平次も入ってくる。
「蘭っ!!」
新一は机の下で倒れている蘭にすぐさま駆け寄り抱き寄せた。
「しっかりしろっっっ!蘭!!!」
その横で小五郎と駆けつけた警察が男を取り押さえた。男は必死で抵抗し、なんとかナイフを持ち直すと再び和葉に襲いかかった。
「死ねぇぇぇえ!」
無防備な和葉に男が襲いかかる。
「和葉ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!」
平次は瞬足で犯人を押さえつけた。しかし、ナイフは和葉の右足あたりを直撃していた。
「か…和葉?」
無空間な時空に包まれたように平次は体の力が全て抜けていった。
「和葉ちゃん!大丈夫かっ!?」
「和葉ちゃん!!」
新一と意識を取り戻した蘭が和葉の元へ駆け寄った。
「動くなっ!!」
男は小五郎らに押さえられ手錠をかけられた。
「和葉!?和葉!!」
平次が和葉を揺らし、いくら名前を呼んでも和葉の返事はない。
「お…おい!和葉!!…和葉て!!おいっ」
「……」
「和葉ぁぁぁ!!!」
平次は大声で叫んだ。
/ 130ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp