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兵長と僕と君。

第1章 時を経て。



エレンは何度も…何度もリヴァイの名を呼ぶ。
そして、好きです…と。

リヴァイはそんなエレンに背を向けまま問いかけた。


「エレン。お前は…俺の何だったんだ。」

『…部下でした。』

「それ以外は…?」


ハンジが言っていた。
リヴァイとエレンは恋人だったと。
そして、俺が…エレンを殺したのだと。



『俺の大切な人でした…
会いたくて…会いたくて…ずっと探してた。』


「お前は…」


次に聞く言葉をリヴァイは、飲み込んだ。
何ですか?とエレンは聞き直したが、答えなかった。




ーお前は、どうやって死んだんだー




そう聞こうと思った。
この少年にそんな残酷な事を思い出させて良いものか。
戸惑って…止めた。


『…兵長?』


リヴァイの体に自分の体を乗せ
顔を覗き込んでくる。
思わず顔を手で押しのけた。


「なんでもない。明日も仕事だ。
早く寝ろ。」


そう言ってシーツを被った。
後ろからは少し呆れたハイハイという声が聞こえ
エレンは俺の背中に額をグリッと押し付けるとフフッと笑った。

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