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兵長と僕と君。

第1章 時を経て。



エレンをベッドの横のソファーへと投げる。

『んん…』とくぐもった声を出すが
起きる気配はない。

リヴァイはキッチンで水を一杯飲むと
寝室へと戻った。


そっとエレンの髪を触る。
男になんて、興味はないが…何故だか…懐かしい感情が湧いてくる。


「…エレン」
そう呼ぶが反応は見られない。

リヴァイは、小さく舌打ちをすると
自分のベッドへと潜った。

少し離れたところでエレンの寝息が聞こえる。
その規則的な寝息を聞きながらリヴァイも眠りについた。




しかし、夜中目が醒めた。
なぜなら…何かがゴソゴソと背中を触っている。

「おい。」

振り返るとそこにはエレンが
背中にくっ付いていた。


『あっ…すいません…』

「なんの真似だ?」

『あっ、えっと…寂しくて…』

「離れろ。」


それだけ言うとまた向こうを向き直す。
それでも、エレンはリヴァイにピタッとくっ付いていた。


『兵長…?』

その問いかけに何も答えないでいると…
エレンはもう一度リヴァイの名を呼んだ。


『リヴァイ兵長。』


リヴァイは何も答えなかった。
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