第1章 時を経て。
その夜、エルヴィン団長から連絡が入り
あの交差点の近くで待ち合わせをした。
いつも見慣れた交差点の向こうから…
目立つ三人が歩いてくる。
金髪の身長が高い体格の良いエルヴィン団長と
女性の割には身長は高くスラッとしたハンジさん。
そして、身長は小さいのに…
真っ黒なスーツに身を包んでいる
一番オーラを放つリヴァイ兵長。
ゴクッと喉がなるのが自分でも解った。
その三人が俺の目の前で止まる。
「エレン!来てくれたんだ!」
「さぁ、行こうか。」
二人をよそに、あの人は俺をジッと見ていた。
その瞳に吸い込まれそうなほどだ。
俺たちは地下にあるオシャレな居酒屋で
食事をとり、他の三人は酒を飲む。
前世から酒は強かった3人だが、現世でも健在のようだ。
陽気に笑うハンジさんと、それを宥めるエルヴィン団長の立ち位置は昔から変わらない。
そして、それを呆れた物言いでみるリヴァイ兵長も。
「おい、ガキ。お前は何歳だ?」
急に俺に飛んできた質問に飲んでいたオレンジジュースをむせ込んだ。
『ゴホッ…エッ…17っですっ』
「そうか…飲めよ。」
「「はっ?」」
三人の声が綺麗にハモった。
「リヴァイ?エレンは未成年だよ?」
「17も、20も変わんねぇだろが。」
っと理不尽な理由で目の前にはビールが置かれた。