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観覧車で・・・
第3章 気づいてる?
私に手を差し伸べてきた人はテツに似ていた。ううん。テツだった。
私は「テツ!?」と言おうとしたけれど、テツは私に気づいてないようだ。
「おおっ。来ましたな、テンマ君。」
監督はテツを見るなり『テンマ』と言った。あれ?この人はテツとは別人?
「はい。よろしくお願いします。監督。」
テンマは監督に向かって歩く。・・・テツじゃないの・・・?
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