第2章 隠し事
「メイさん。」
「は、はいっ!!!」
私は急に名前を呼ばれて驚く。
「あははっ!ごめん。驚かしちゃったかな?メイさんはいつも何をしているのか気になってさ・・・。」
「あ、こっちこそ・・・ごめん。私はポケモントレーナーをやってるよ。・・・その他色々・・・。」
実はポケウッドで映画に出たりしているが、言わないでおこう。ばれたら色々困るから。
「ところで、テツは?『仕事が~』とか、言ってるよね?」
私がテツに仕事の話をすると、テツは俯いてしまった。
「・・・ごめん。言えないんだ。」
「そっか・・・。」
さっきまでのテツとは違い、沈黙が続く。
「あのさっ!」
さきに沈黙を破ったのは私だった。
「今度もまた、観覧車、乗ろうね!!!」
「はい!!」
なんか、無茶を言った気がするが、ほっとこう。
なによりテツが元気になっただけでもよくって。
そんなことを考えていると、私のライブキャスターがなった。ポケウッドかららしい。
「はい。」
私がライブキャスターに出ると、
「メイ!!!新しい映画の台本が届いた!!」
・・・え!?