第2章 隠し事
「ついた・・・。」
ついたときにはもう、テツはいた。
「ご、ごめん・・・。遅れて・・・。」
私は(早く行くとか言いながら遅れるなんて、なんなの自分!!)と思いながら言った。
「大丈夫だよ。あんまり待ってないし。」
と、テツは言った。
「そう?ならいいんだけど・・・。」
私はホッとした。
「じゃあ観覧車に乗ろうか。」
と、テツ。
「もちろん!!!」
私はテツについて行った。
「わぁ・・・高いね・・・。」
観覧車はどんどん登っていく。
(ここが、私の旅した街たち・・・。)
なんだか嬉しくなってきた。