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観覧車で・・・

第3章 気づいてる?


撮影の準備が始まった。
私は台本の二択の台詞から好きな台詞を選べばいい。(だってそうなんだもん)
私は久々の撮影で緊張。・・・プロだけど。
でも、『相手役』とかじゃなくてよかったぁ・・・。って、ん?
「ところで監督。『相手役』の人は来ないんですか?」
私は不思議になって聞く。監督は「あれ?」と言って、
「『相手役』は君だよ。台本に書いてない?」
私は急いで台本を見直す。
私の欄に「一般人の相手役」と書いてあった。
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?????!!!!」
「きちんと読まなかった君が悪い☆」
ひどい!!!あまりにもひどい!!!!せっかく『相手役』とかじゃないって喜んだばっかりなのに・・・。
「さあ!!!撮影を始めるぞ!!!!」
私は監督の言葉にたるんでいた心が引き締まった。
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