第1章 シェアハウス
「っ、ん…!」
俺の腕を完全に押さえつけ身動きを取れない状態にすると無我夢中で唇を貪るJ。時々鼻にかかる荒々しい吐息。
「…くそっ」
何かに怒っているJ。それは俺に向けてなのか、それとも仕事で何かあったのか。あまりに長い時間口付けられているせいかぼーっとした脳内でそんなことを考えていた。すると、何かが外気に触れた。
「ッ、んぁ、あ」
Jがいつの間にか俺のズボンを脱がせ孔に指を無理矢理突っ込んでいたのだ。
「じゅ、ッ、ぁあ、痛」
「入んねーのかよ」
乱暴に吐き捨てたJは俺が痛がるのを他所にどんどん指を進めて行く。俺は今はただ我慢するしかないと思い声も出て来そうになる涙も必死で押さえてその痛みに耐えた。