第1章 シェアハウス
「は、ぁ…きっつ」
なんとか全てを沈め切り、俺と雅紀は繋がれた。
「んん、しょ、ちゃ…」
圧迫感に慣れないのか苦しげな声に混じり俺を呼ぶ雅紀。
「どうした?」
「俺も、翔ちゃんのこと、すき…」
「可愛すぎ」
雅紀からの好きという言葉一つで、繋がったまま聞く好きはいつもの何十倍も愛しくて。
「動くよ」
そう言って俺は雅紀の内壁を擦るように腰を動かし、何度も何度も執拗にその動きを繰り返した。
「ッ、あ、〜ッ」
声にならない声をあげ、びくびくと身体を震わせる雅紀。俺はその反応が嬉しくて、イけと言わんばかりにスピードを早めた。
「や、ッ、ぁあ」
口をパクパクさせて空気を取り込むと同時に俺の名前を口にする雅紀。
「は、ああ、ッん、しょ、しょうッ」
名前を呼ぶたびにきゅ、と締まるナカ。