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心で繋がって〜失くして気付く重み〜

第5章 あなたの中の私たち




早足でエレンの前を歩くジャン。
決して、エレンとは肩を並べようとはしない。

「おい!ジャン!待てよ」

「おい。エレン。お前…
リヴァイ兵長に会っても変な事言うなよ!」

「はぁ!?意味解んねぇ!
あの人、兵長なんだろ!?」




「それはっ!!!




ハンジさんがもう伝えた。
ても、あの人は…変わってない。

だから…頼む。
何も言わず、兵長に会ってくれ。」


「…わかったよ」





ジャンは1度来た、あの花屋へと向かう。


しかし…花屋は閉まっていた。



「…何で」
「おい。ジャン、そこだろ?
閉まってるじゃないか。」


店と繋がっている玄関の方へと歩き
その扉をノックする。


「誰もいねぇんじゃないのか?


すいませーーーん!」


「おい!エレン!」




「…俺の家に何の用だ。」

後ろから聞き慣れた声が聞こえた。
後ろに振り返ると、そこには
ハロルドとリタ、ハロルドに抱かれたリッツがいた。


「…兵長への花を選んでもらえませんか?」

「はぁ?ジャン何言ってんだよ?」

何も知らないエレンは何が何だかわからないという顔だった。
ジャンがなぜ、目の前の兵長である人物に
花を依頼しているのか。
全く解らない。



「…悪いが…花屋は今休んでいる。」

「…なら話をさせて下さい。」



「もう来ないでと伝えたでしょう!」

リタの声が路地に響く。



「あの〜何が何だか…」

エレンの戸惑った声に
ハロルドはフッと笑った。


「おい。家の中に入れ。
茶でも淹れてやる。」

「ハロルド!」

「リタ。お前もこんなガキにムキになるな。」


そう言い残し、先にリッツと共に家の中へと入っていった。
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