• テキストサイズ

心で繋がって〜失くして気付く重み〜

第5章 あなたの中の私たち


それから…一週間たってもハンジは姿を現さなかった。

兵団に花を配達に行く日、
リタにはまた散々言われたが…
もう習慣付いたものはなかなか取れず
今週も花を届けに行く。



入り口にはいつものようにジャンの姿があった。



「あっ。ども。」
ジャンが軽く頭を下げる。

「お前は生き延びていたか…。
ほら、いつもの兵長への花だ。」

「あれ?いつもと違いますね。」


「あぁ。もう、忘れてもらう必要も無くなった。」

「はっ?」

いつもならすぐに帰るのだが…今日は気になっていることを聞かなければならない。





「…おい。ハンジは…元気か…?」

「えっ?あぁ…まぁ…普通です。」

「なんだ普通って。
寝ているのか?飯は食っているのか?」

「何なんですか!あんた。

そんなに心配なら会えばいいでしょう!」

「いや…ダメだ。帰る。」


スタスタと足早に帰る俺をジャンは
怪訝そうに見つめていた。
/ 160ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp