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心で繋がって〜失くして気付く重み〜

第4章 あなたと最初から


しかし…状況は過酷なものだった。




『異様に巨人の数が多すぎる。
エルヴィン…!何が起きている!?』

「…何者かの仕業か…」

「伝達です!右翼側後方、壊滅的打撃!
巨人の数が多すぎて…!」


…後方は大丈夫だろうか…
エレンたちは…



『エルヴィン…』

「構わん。行け。」

『ミカサっ!君も同行してくれ』

「わかりました。」


エルヴィンの指示で私は中列後方へと向かった。
リヴァイが守りたかったものを死なせるわけには行かない…!



流れに逆らい私は馬を走らせる。
案の定、もう深いところまで巨人は侵入してきているようだった。


『エレン!』

「ハンジさん…ミカサっ!」

もうすぐ後ろに5体はいるだろう、巨人が走ってくる。

『捕獲したいところなんだけどなぁ〜…
命が最優先だろうな』


『ミカサ、左側の一体を任せる。
私は中央2体だ。行くよ。』



巨大樹の森までおびき寄せるか…
嫌…このままでは追いつかれる。

ここで…食い止めなければ。

『ダズ!残りの2体を任せたよ』

エレンの班の班長に残りを任せ
私とミカサは大きく空を舞った。



嫌な予感がする…
ジャンとシャサは右翼側だったはずだ…
生きていてくれればいいが。

巨人にアンカーを差し込み
そのままうなじを切り取った。
顔に返り血が飛び、私の視界を真っ赤にさせる。

アンカーを抜き、空に舞った瞬間だった…




「ハンジさん!!」


ダズに任せた2体のうちの1体がこちらに突進してくる。


…くっ。奇行種だったか…


私の足を掴み…食らいつこうとする。
ブレードを差し込み巨人の手から放り出された私は
地面に勢いよく叩きつけられた。

そして、すぐもう一匹の巨人の手が
私に伸びてきた。
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