第4章 あなたと最初から
リヴァイの部屋に入ると変わらず彼は
椅子に座って眠っていた。
リヴァイは睡眠時間が他の人よりも極端に少ない。
目の下の隈がそれを表してるかのようだった。
私がゆっくりと近付くと
彼は目を開いた私を見つめた。
「何の用だ」
『いや…その…えっと…』
入浴を済ませ、まだ髪が濡れている私を
リヴァイはジッと見つめた。
「ハッ…。いい匂いさせやがって。
何だ…俺を誘ってるつもりか。」
『いや…そんなつもりは…』
ギッと椅子が音を鳴らし
椅子から立ち上がったリヴァイがこちらに近づいてくる。
「抱かれる気になったか、ハンジ。」
決意なんて簡単に揺らぐものだと
その時実感したんだ。
抱かれる決意をしたものの
リヴァイを目の前にすると…
羞恥心やら…恐怖心やらでめちゃくちゃだった。
ボーッと突っ立っていた私の腕を引き
リヴァイは隣の寝室へと私を連れ込んだ。
自分よりも身長の高い私をいとも簡単に
ベッドへと投げ捨てる。
「待たせた分、抱いてやる。」
そう言うと首元のスカーフを
器用に解いた。