第3章 あなたの生存確率
報告書に書いてある通り…
細い路地を進む。
そこには小さいけれど
玄関には花もあしらってあって
可愛らしい家が一軒建っていた。
「…花屋…?」
ジャンが店の看板を見つける。
それをみてハンジが少しだけ笑った。
『リヴァイの第2の人生は花屋らしい。』
ハンジが店の前に咲く花を手に取り見ていると
奥から綺麗な女性が1人出てきた。
「いらっしゃいませ。」
その人は出てきた時は笑顔だったが
ジャンとハンジの兵団の服をみて
少し表情を曇らせた。
その一瞬をジャンは見逃さなかった。
…何だ…?
『すいません。花をもらいたい。』
ハンジは表情を変えず
その女性に話しかけた。
ジャンは足りない頭で何度も考えた。
…この人は…誰だ?
兵長の…何になる?
その横で会話を始める2人。
「どんな人に…プレゼントを?」
『リヴァイという男にさ…』
ジャンはその会話を聞いて思った。
…ハンジさんは確信を持っている。
あの男が…兵長だと言うことに。