• テキストサイズ

心で繋がって〜失くして気付く重み〜

第3章 あなたの生存確率




後ろから追いついたジャンも
言葉に詰まっていた。


「えっ…へいちょ…」



その男はジャンへ視線を移し
少し眉間のシワを濃くさせた。





すると…



「パパー!」




男が進もうとしていた方向から1人の男の子が
走ってきた。

男に抱きつき、その子を軽々と抱き上げる。


「どうした?」

その子を愛おしそうに見つめ、笑う男の姿。




…リヴァイの笑顔だ。

5年以上一緒にいても、リヴァイの笑顔なんて
希少価値があるほどで…
尚更余計に…あの顔は忘れるはずがない。




「あんたの…子供か…?」


後ろでジャンの声がした。
その問いに彼は「あぁ。」と一言返した。




「ハンジさん…帰りましょう。
人違いです。」

そう言って私の腕を少し引いたが
私の足はびっくりする程動いてくれなかった。



「ハンジさん!今、こんな事をしている場合じゃないです!」


その言葉に我に返った…

『あぁ。そうだったね。

人違い…すまなかった。』

そう言い残し、私は彼に背中を向けた。


後ろから無邪気は子供の

バイバイという声が響いていた。
/ 160ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp