• テキストサイズ

心で繋がって〜失くして気付く重み〜

第3章 あなたの生存確率






そして、その一週間後。





私達、調査兵団は壁外調査へと出かけた。
廃墟と化した城にどれだけの食料と
立体機動装置のガスや刃が残っているかの確認だ。


無傷では帰れはしなかったが
最小限の犠牲で済んだ…というところだろうか。






その壁外調査から帰還し
街を凱旋する。

罵倒する奴らもいれば
羨望の眼差しで私たちを見ている奴らもいる。


今回の調査の結果はどうだったのかと…
馬の列に割り込んで行進の邪魔をする人も少なくない。




今回も同じ。


エルヴィンの前に立ちはだかり
息子の姿が見えないと…泣き崩れる母親。





ハァ…またかと慣れない心情と共に
私は建物と建物の間の路地へと目線を向けた。








そこには…確かに。
そう、確かに…


見慣れた男が一人。








『リ…リヴァイ…』



馬の手綱を持つ手が小刻みに震えた。


無意識だった。
私は馬から飛び降りて、その路地裏へと向かった。


後ろからジャンとエルヴィンの
私の名を呼ぶ声が聞こえた。
/ 160ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp