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心で繋がって〜失くして気付く重み〜

第2章 あなたの存在



『モブリット…私に触ったか?』


「まさかっ…今、肩を触っただけです。」



『そうか…モブリット…少し休むね』



そう言うとモブリットは小さく頷き
私から離れていった。




『…リヴァイ…あなたはどれだけ
私の中にいるんだろうかね…』


思い知らさせる。

リヴァイの死亡報告書を書くとき
手が震えて上手く書けなかった。
涙を堪えて、何十枚も書いてやっと書けた。

それをエルヴィンに受理されることさえ怖くて
結局…エレンとジャンに頼んでしまった。


そして、リヴァイに触られる夢を見るなんて。

あなたは大きい。
私の中ではこれ程にないまでに。



『クソっ…っ』



天を見上げ腕で自分の目を覆う。
こうでもしないと溢れるのは塩水。

何の変哲もない塩水だ。




『クソっ…リヴァイのやつ…




なんでっ…帰ってこないんだよっ…』





声が聞きたいんだ…

あなたに触れたいんだ…











次の日…エルヴィンの口から
リヴァイの死亡報告書が受理されたと報告を受けた。



受理されれば…兵士長はいなくなり
部屋も片付けなければならない。


その役を、あの意地悪な団長は


「仲良くしていたハンジなら整理もしやすいだろう。
頼むよ。」



そうわざわざ部屋まで来て言ってきた。



『…はっ?冗談だろ?』

「本気だが?」

『受理されたからといって…今日?
…私はこの山のような書類を整理するんだ。

ほら、エレンとかに…頼んでよ…』


「…そうか。わかった。」



エルヴィンが出て行った後は
恐ろしい程に足から力が抜けその場に座り込んだ。



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