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心で繋がって〜失くして気付く重み〜

第2章 あなたの存在




…夢の中。




あぁ、書類整理していて眠ってしまったか。
最近、眠っていなかった気がするな。




もう少し…ここにいていいだろうか…







カツ…カツ…と誰かがわたしに近づいてくる。


…全く睡眠さえろくに取らせてくれないのか。



その足音は私の横でピタッと止まった。
こんな距離まで近付いてくる奴は誰だ?


サラッと私の頭を撫でる。


…あぁ。解った。
やっと…帰ってきたんだな。


目を開けて確かめたくても
瞼が重くて開ける事が出来ない。


その手が頭から私の顔を輪郭を確かめるように
瞼、鼻、口を優しく触ってくる。



…あぁ。リヴァイなんだろ…?


声さえ出すことが出来ない。
なんて事だろう…
やっとあなたが見れるというのに
やっとあなたと会話ができると言うのに

両方叶わないだなんて。




その手が肩をポンっと掴んだ。
その瞬間、今まで自由の効かなかった体が
一瞬で軽くなった。

勢いよく、離すまいとその手を掴んだ。




『ーーーっリヴァイっ!』







『あっ…』




「すいません…分隊長…」


『…モブリットか…』


ゆっくりと掴んだ手を離す。


「ブランケットをかけようかと…

すいません…」


『いや、良いんだ。
私こそ…すまないね。』




…全部モブリットがしていたのか…?


いや、モブリットはそんな事…



私は意を決してモブリットへと問う。
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