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心で繋がって〜失くして気付く重み〜

第7章 あなたの帰還


その後…リタを家まで送り届けた。
リッツがパパまたねと手を振り俺も振り返した。
最後までリタは泣いていたが…

俺に会えた事に後悔はないと言った。






部屋に帰り扉を閉めると
『おかえり。』と声が聞こえる。

「…ああ。」


王都に行った日は会わないと決めていた。
ハンジはこの匂いが嫌いだからだ。
なのに、何故かハンジ自ら俺の部屋にいる。


『大変だったね。リヴァイも。
私も調べるの大変だったよ。』


礼服をクローゼットにしまっているとハンジが後ろから俺に抱きついた。


『大嫌いな匂いだ。』

「…ならどけ。クソメガネが。」

『大嫌いだけど…生きてる。』

「…………」


『私も…リヴァイも生きてる。』


「怒ってねぇのか?」

『ん?リタの事かい?
良いじゃないか。それはそれで。今はリヴァイは、私の虜じゃないか。』

その言葉にハンジの腹を肘でど突いた。

『いってぇぇー!まだ怪我人だぞ!』

うずくまるハンジを見下ろすと少し涙目のハンジも俺を見上げた。


『生きてくれよ。リヴァイ。
まだ私はあなたを失うわけにはいかない。』

強い目でそう訴えるこの女。
俺を掻き立て…求させる。


「当たり前だ。」


そう言うと俺はハンジの腕を引っ張った。
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