第2章 あなたの存在
『…なぁ。モブリットはどう思う?』
カツッと靴音が止まった。
『…リヴァイは…死んだと思う…?』
しばらく沈黙が続いたが…
モブリットは口を開いた。
「生きて…います。必ず。」
顔が見えないのがこれ幸い。
…なぁ。モブリット。
君は今、どんな顔をしているんだろうか?
困った顔かい?
本当に生きていると凛とした顔かい?
それとも…泣いているのか?
見る勇気もないのだけれどね。
ガチャと静かにドアが開く音がした。
モブリットが部屋の外へと出て行ったのだろう。
『…ハァ…』
溜息を吐くと少しだけ胸のつかえが
取れたような気がした。