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心で繋がって〜失くして気付く重み〜

第7章 あなたの帰還



リヴァイがいなくなってからの私は足手まといにしかなれていない。



『私が今まで殺してきた償いさ。
喰えばいい。頭でも内蔵でも喰えばいいさ…』


「分隊長ーーっ!」


モブリットの声が響いていた。
こんな時でも…やはり私は笑えるようだ。


目を瞑りそっと瞼の裏にいるその人物に謝った。


『ごめんな…リヴァイ。

もう会えそうもない…』








しかし私の体に何かが触れる感触は来なかった。

目を開ければ…
三体の巨人が蒸気をあげた倒れている。


…何が起きた…


エルヴィンもモブリットも同じ方向を見ている。
その方向に…確かに…いた。





小柄で…華奢な体。
けれど、筋肉は人一番付いていて…

誰よりも大きなその背中。


自由の翼のマントが揺れる。






『……あっ…リヴァ…イ…』





「おい。クソメガネ…

死のうなんて早ぇんだよ。」



急ぎ足でリヴァイは私の元へと近付いてきた。
そして、手を差し伸べる。

その手を握ると…体温が私へと伝わる。


「リヴァイ…何故…」

「何故って…お前が、早く来いとでも言うように
フル装備と馬を準備してくれていたじゃねぇか。」

「まさか…本当に来るなんてな…」

エルヴィンはリヴァイが来ることを解っていたような、口ぶりだった。

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