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心で繋がって〜失くして気付く重み〜

第6章 あなたの葛藤




暗い暗い真っ直ぐな道の中…
俺は一人で歩いていた。

その向こう側は光もなくただひたすら続く、暗いトンネルのような道。


「何だ…ここは。」


しばらく歩くと…向こうから
光が放たれる。
その方向を手で光を遮りながら見ると
人が歩いてきた。


俺よりも30センチは高いであろう金髪の男と
細身で一見男かと思う短髪の女。



「お前の匂いが消えかけていたが…戻ってきたか。」

髭面の男が俺の顔に近付き鼻をスンと鳴らした。

「なんだ…お前たちは…」


「やだ。忘れられちゃったのは本当か。
失礼だな。なぁ…ミケ。」


…ミケ?


「まぁな。死んでも死にきれねぇな。ナナバ。」


…ナナバ?



「お前ら…死んでるんだろ。」

察しがついた。
こいつらは…あのノートに書かれていた
ミケ・ザカリアスとナナバだ。


「思い出せないか?」

ズキっとこめかみの辺りが痛んだ。



「なぁ、リヴァイ。こんな事してる場合じゃないぜ。
こんなことしてる間にも…あいつは泣いてる。」

「あいつ?」

「ハンジだよ!リヴァイ!
ハンジはあんたなしでは生きては行けないんだ。

…泣かすなって約束しただろ?」



2人が俺の横を通り過ぎていく。

「おいっ!待て…」


振り向いた時には…もう二人はいなかった。
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