• テキストサイズ

心で繋がって〜失くして気付く重み〜

第6章 あなたの葛藤


私は部屋へと入り扉を閉めると
その場に力なく座りこんだ。

…変な気分だ。

リヴァイがいる。

それだけで私の胸が締め付けられる。
いつも、追いかけていた背中が…また私の前を歩いている。

体に似合わず…全てのものを背負う。
大きな…大きな背中。



背中越しの扉がドンっと激しく叩かれた…と言うか蹴られた。



「ハンジ…いるか。」

…全く何てタイミングだい。


『いるよ。ここに。』

私がもたれているせいで、思うように扉が開かないのか
ハロルドは再度扉を蹴った。

『ちょっと!乱暴はやめろよ!』

「話がある。入れてくれ…」


私が立ち上がり扉を開けると
そこにはやっぱり…私の知っているリヴァイがいる。

花屋をして…夫として父親として…
柔らかい表情を浮かべ微笑んでいたハロルドではない。

鋭い視線を向け…いつも眉間に皺を寄せて
近寄りがたい…リヴァイだ。

環境が違うだけでこうも違うものなのか。


『どうしたんだい?』


私が笑うとハロルドは何も言わず
私の頭を掴み自分の肩へと持っていった。
/ 160ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp