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心で繋がって〜失くして気付く重み〜

第6章 あなたの葛藤



次の日から…ハロルドは訓練兵と共に訓練へと出た。

訓練兵のすべての兵士は
ただ、ただ身を縮こめ兵士長を恐れていた。
当たり前の反応だろう。

その横で、平然と訓練をするハロルド。
私でさえも笑いが出た。

「ほぅ…」と目を丸くして感心するハロルドは
少し可愛かった。


頭痛の方は相変わらず…
何かを思い出そうとすると痛み出すらしい。

特にエレンに対しては酷いようだった。




「兵長!!リヴァイ兵長っ!」

「あっ?エレンか…」

「えっと…俺はこれ以上は近づきませんから!
安心してください!!」

「バカか。頭痛ぐらい大したことない。
お前は気を使うな。」


そう言って少しずつ距離を縮めているようにも思えた。
そんな様子を本部の二階の窓から眺める私に
エルヴィンが、声をかけた。


「どうだい?リヴァイの様子は。」

『ん?記憶には何も変化はないけど…
みんなとは打ち解けられてきたね。

立体機動も使いこなしてるし…
リヴァイとなんら変わりはないみたいだ。』


その通りで…ハロルドは立体機動も人並み以上だ。
瞬発力、判断力、どれを取っても新兵には劣らない。

やはり人類最強なのだ。


「やはり…リヴァイはリヴァイという事か。」

『ん。』

そう言うと私は窓から視線を外し
部屋へと戻った。
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